
看護師2019年入社
寺尾 俊一さん
中途

高齢者だけではない
「訪問医療」の現場
お仕事の内容を教えてください。
「かぶとむしの訪問看護リハビリステーション」で、訪問看護を担当しています。
当事業所では病院から退院してご自宅で暮らす方に対して日常生活の援助を行っています。なかでも看護師は主治医と連携して体温・血圧・脈拍などの測定、点滴・注射等の医療処置、服薬管理のサポート、精神症状へのケアといった、さまざまな医療的な業務を行います。
一般的な訪問看護ステーションは利用者の70%以上が高齢者の方ですが、当事業所には高齢者は10%ほどで、精神疾患の方、発達障害、難病の方や、お子様などもご利用されていることが大きな特徴です。
職場の環境を教えてください。
当事業所には介護士、理学療法士、ケアマネジャーなどを含む多くの専門スタッフが集まっています。そのなかで看護師は15名在籍。患者は、100人以上ご利用されています。
訪問先は静岡市内の様々な場所です。ご自宅への訪問は各自の職種が必要に応じ、ローテーションを組んで行います。患者の利益を考えたときには職員が柔軟に交代できるほうがいいため、専任を置かず「スタッフ全員」で「患者さん全員」を支えているという体制です。スタッフも多く、訪問患者様も多いため、その日の最適な訪問ルートを考えてスタッフが効率的に訪問できるように努めています。
患者様の状態はタブレット端末で確認できるよう記録・確認し、定期的にカンファレンスを行いながら診療方針を話し合っています。

退院後の長い人生をナースとして支援する
T&Tグループの訪問看護を目指した理由を教えてください。
一般的には、看護学校を卒業してそのまま訪問看護に就職する人は少ないのではないかと思います。私自身も、卒業後にさまざまな施設で勤務し、前職は静岡市内の精神科の病棟のナースでした。
施設の看護師は入院から退院までを支援することが仕事です。しかし、人生は退院後の時間のほうが長いわけです。場合によっては障害や後遺症を抱えながら暮らしていくことになる、その長い時間を医療の立場で手伝いたいと考え、訪問看護の業界を志望しました。
T&Tグループへの就職はちょうどコロナ禍が始まったころ。当時は防護用のセットを持ってご自宅に訪問していましたね。
施設での医療と訪問看護で感じる違いは。
病棟では同僚の看護師も多く、相談しやすい環境だったと思います。しかしながら、多くの患者がご利用になるため、ナースひとりで10人以上を受け持つ現場でした。それぞれ症状が異なるなかで、どうしても平等に診ることが難しいという側面はあったように思います。一方、訪問看護では時間で区切って、ご自宅というプライベートな空間で一人の患者に向き合うことができるのです。医療のクオリティを上げやすい仕事であると思います。その分責任が伴いますが。

介護・医療・リハビリテーションの総合力
看護師として目指すことを教えてください。
「かぶとむしの訪問看護リハビリステーション」の発足時、3名でスタートしました。管理者の西尾が、医療・てんかんの専門、渡邉がこども病院を担当し、私は、精神科の出身ということで、分野の違う3人でのスタートでした。そのため現在も、高齢者だけでなく、精神疾患・子ども・難病の患者を多く受け入れるようになりました。こども病院からの相談もあり、なかには、0歳児の利用者もいらっしゃいます。その不安や悩みに、もっと寄り添える看護師になりたいですね。
非常に多様な悩みがありますね。
その通りです。地域にあるご自宅で暮らす「生きづらさ」は千差万別です。体力が落ちて日常生活に差し支えがあるケースだけでなく、私が専門とするようなメンタル的な困難もあります。知的障がいや精神疾患をお持ちの方のなかには、生活するうえで重要な判断ができないことがあります。場合によっては食事もできないというケースも見られるのです。
そこでスタッフが連携し、介護・医療・リハビリテーションを組み合わせて対処していきます。看護師の対応範囲は広く、知識も必要になります。だからこそ、やりがいがある仕事だと思いますし、今後ますます必要性が高まっていくと考えています。

あなたへのメッセージ
いま、施設に勤めている医療従事者の方へ。病棟や介護老人保健施設、クリニック、さまざまな職場で患者に向き合っていると思います。その知見をぜひ「かぶとむしの訪問看護リハビリステーション」に活かしてみませんか。
訪問看護の最大の価値は、患者の生活空間に直接入っていく、ということです。病気や障害をお持ちの方が、住み慣れた地域やご家庭で、最後までその人らしい生活が送れるよう支援できる喜びと、仕事から得られる学びはとても大きいものです。
「ケア」に熱意を持つ人ほど成長できる仕事です。
T&Tグループの多くの仲間と、あなたの参加を待っています。
©T&T GROUP,Inc.








