
取締役成人部
事業部長2023年入社
海野 恭代さん
中途
事業部長

「働く場」をつくる支援
成人部のお仕事の内容を教えてください。
T&Tグループの成人部では、障がい者グループホーム「T-room」と就労継続支援「かぶとむしワークス」を運営しています。
障がい者の方の就労支援の仕組みとは?
就労支援には「A型」「B型」があります。A型は雇用契約を結び、売上の中からお給料を支払います。社会保険料なども自分で負担する、一般の社会人と近い形式です。B型は「訓練」であり、「工賃」としてお金が支払われます。B型は雇用契約を結ばず、ご自身の体調や生活リズムに合わせて無理なく社会に慣れていく形です。「かぶとむしワークス」ではB型で経験やスキル習得を支援し、A型や一般就労へとステップアップしていく流れを支えています。

障がいを持つ「大人」の方々を
支えたい
介護業界を目指した理由を教えてください。
私は、もともと社会福祉士として、静岡市内の高齢者福祉の現場で長く働いてきたんです。介護施設では、お看取りまで関わった方もいました。
ひとの人生に向き合う仕事を続けるなかで、障害を持つ方々が年齢を重ねた時に、支援の行き場を失っていく現実に直面しました。
障がいを理由に社会との接点がなくなり、体も衰え、高齢になれば親御さんだけでは支えきれなくなる。そうした状況を目の当たりにして「この人たちの力になれないだろうか」と思うようになりました。
障がい者支援のなかでもT&Tグループに転職した理由は。
障がい者支援の道を考えていた時に、T&Tグループの鳥羽専務から誘いがありました。専務と私は同級生で、業界の今後についても話しあう仲だったんです。
ちょうど、T&Tグループの放課後等デイサービス「かぶとむしクラブ」でも、制度の関係でクラブを利用する子どもたちが18歳になると、児童福祉法から障害者支援法に切り替わってしまい、継続しての福祉支援のサービスが途切れてしまうという課題を持っていました。そこで、18歳以上の大人の受け皿としての障がい者支援事業である、障がい者グループと就労継続支援事業を立ち上げることになりました。この仕事を、私の人生の最後にしようと決心して、成人部の責任者として、T&Tグループに入社しました。

国家資格を目指すスタッフたち
仕事の中で印象に残ったことを教えてください。
特に忘れられないのは、誰もが「この人は絶対外に出てこないよ」と言っていたある50代の男性の方。長年、ずっと家にこもっていたのですが、T&Tグループのバーベキューに誘った時に「行きたい」と言ってくれたのがきっかけでした。その一言から少しずつ人と関わりを持つようになり、今ではかぶとむしワークスで一番一生懸命に働いている利用者のひとりです。このように、年齢に関わらず挑戦して、その人の可能性が目覚めていく過程に立ち会えることが嬉しいですね。
それは、「T-room」や「かぶとむしワークス」で働くスタッフの方々も同じ。当社では仕事の経験を通して介護福祉士、社会福祉士などの国家資格を取得できますし、資格取得のサポートをしてくれる福利厚生も充実しています。簡単な資格ではありませんが多くの方がチャレンジしている。私は一緒に勉強計画を立て、受験資格の確認や必要な実務経験の整理をサポートしています。
これから成人部が目指すことを教えてください。
人々の働き方は今、大きな変革期にあります。それは、健常者も障がいがある方も同じです。昔よりもより付加価値を提供していかなければ、仕事がAIに取って代わられてしまうのではないか。そういった危機感があります。利用者の方へは、今の時代に合った働き方を提供すること。これまでの障がい者就労では珍しかったWeb関連の仕事にも力を入れています。さらに、貧困や虐待ケースで「帰る家がない」「家が借りられない」人たちへの居住支援も考えています。将来的には安心した「住まい」と魅力的な「働く場所」の両方をサポートできる体制にしたい。
自治体や医療機関とも密に連携しながら、私たちは障がい者支援の専門職としてまだまだやれることがあります。

あなたへのメッセージ
「ここでの経験が、あなたの資格になる」。
未経験者でも力が発揮できる環境が、T&Tグループにはあります。人と関わり、誰かの力になる経験こそが一番の資格なんです。そして、そんな仲間を大事に育てることができます。
「ありがとう」はあなたのエネルギーになる。利用者や、利用者の保護者の方々から感謝の言葉をもらえることが、次の支援への力に変わります。
だからT&Tグループは、もっとスタッフの方々が働きやすく、成長できる職場を作っていきます。ぜひ、私たちの仲間になってください。
©T&T GROUP,Inc.








